平成13年 10月 27日 第113号 

      お鍋のはなし。お鍋といっても、おかまちゃんの反対ではありませんよ。鉄鍋です。最近、
     隠れたブームになっている、ダッチオーブン。アメリカの開拓時代から使われている、鋳物の
     鉄鍋です。厚い鉄の鍋肌を通して熱が均一に伝わるので、料理がおいしくできると評判。
     実は風猫子も昨年末購入して、1個『育てて』いるんです。10インチ深型というタイプ。使い込む
     ことでどんどん馴染んで、黒光りする(ブラックポット)ようになります。うちのはまだそこまでは
     いってないけど、少しずつ熟成中。重いので(うちので7kg!!)振れないとか短所もありますが、
     これで焼いたハンバーグは、私がしてさえ、絶品。パエリアもおこげの出来具合とか、最高。
     あせらずに、じっくり使い込んでいこうと思います。あなたもいかがですか?

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平成13年 10月 20日 第112号 

      最近耳につく言葉。人に何かを言われたとき『はぁ?』と気の抜けたような調子で聞き
     返すのと、これも会話中相槌を打つときに『なるほど』という言い方。前者は、最近のドラマ
     の登場人物がよく口にするし、後者は、マスコミ関係の方とお話をしているとよく耳にします。
      話し言葉は、トレンドがゆるやかに変化していて、そういえば、『超○△□×』という言い
     方は最近あまり聞かないようにも思います。言葉は生き物なんですネ。閑話休題、、、 この
     間、スガシカオのCD『Sugarless』を買ったら、これが良かったんです。SMAPの『夜空ノムコウ』
     の作詞者として有名な彼の歌の世界は、内省的で個人的なものなのですが、ある種の普遍
     に達しているというか、、、それと自己愛が程よくブレンドされた、少しザラついていながら伸び
     のある歌声がクールなサウンドと溶け合って。一聴ヲオ勧メシマス。

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平成13年 10月 13日 第111号 

      『アコースティックバンドスタンド3rdオリジナルソングフェスin風良里』を開催。当日は、
    天気にも恵まれ、5組のアマチュアアーティストに飛び入りも加わって、素敵なライブを展開。
    トップバッターは、毎回参加の高須賀満さん。ギター1本の弾き語りで。フィンガーピッキング
    の手堅いテクニックで、じっくり、楽しく歌い上げました。次の方の前に、飛び入りが、、、。
    その人の名は、藤島さん。高新夕刊のコラムを書いている人といえば、ピンと来る方も多い
    のでは。彼は、音楽、美術、写真等々なんでもこなすマルチアーティスト。そのパフォーマンス
    は、使い込んだナショナルのメタルボディドブロでのブルース弾き語り。スライドとオリジナル
    チューニングを駆使した見事なもの。一曲だけの参加でしたが、風猫子も思わず聞きほれ、
    歌の世界にどっぷりと浸ってしまいました。続いて優さん。まだ若い彼女は、ユニークな歌の
    世界を展開してくれました。どんなに?と言われると説明に困るので、ライブハウス『歌小屋
    の2階』などで体験してみては?次は、片岡まさのり&前田さきさん。片岡さんはユニットを
    変えながら毎回参加。ギターの弦を切りながらの熱演に思わず拍手。続いて『花火』のお二人。
    男性2人のデュオ。とにかく声がいい。ハーモニーも抜群で、ストリートで鍛えたパフォーマンス
    を存分に披露。トリは、安田町から参加の紺屋もへえさん。今回は3人編成で。圧倒的な歌の
    存在感。最後には踊りだすお客様も。こうして楽しく無事に終えることができました。ご観覧の
    お客様、出演者の皆さん,PAスタッフの方に大感謝の秋の一日でした。

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平成13年 10月 6日 第110号 

      有線でクィーンの『ボヘミアン・ラプソディ』を聞きました。ご存知のように、クィーンは
     カリスマボーカリストのフレディ・マーキュリーの死で終焉を迎えましたが、その残した
     曲の数々は今も私達の心のなかに生きています。しかしいつ聞いても、ブライアン・メイ
     のギターの音はいいなあ。強力に歪ませているのに、何ともいえずまろやかで、バイオ
     リン、時には笛の音のように響くんです。このギターが手製というのがまた驚き。晴れれ
     ばまだ暑さが残るこの季節、少しメランコリックな気分にはこんなサウンドがぴったりです。

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