平成16年12月25日 第278号 

   ほんの1円の話。仕事帰り、よく行く量販店で買い物をしたときのこと、受け取ったお釣りを小銭入れに入れそこね、落としてしまいました。チャリン、ころころと床にころがり慌てて拾ったものの、レジ台の下に『1円玉』が1枚入って取れません。もういいか、、とあきらめて帰りかけたところ、レジの若い女性が『おいくらですか?』と聞きました。『1円』と答えたところ、彼女は一瞬の迷いも見せずにレジのドロワー(抽斗)を開けてそこから1円玉を取り出し『どうぞ』とにこやかに渡してくれたのです。予想外のできごとで面くらいましたが、とてもうれしい『満たされた』気持ちになりました。その1円を『レジから』出したことにも、深い意味があるのです。私も仕事柄レジに立つことがありますが、とっさの時にこのような応対ができるだろうか?と考えさせられました。お店でこのような時のことをマニュアル化しているかなどはわかりませんが、今回の件で、私は客として『完全な満足』を得ました。 接客は奥が深く、後で『あの時こうしておけば、、、』と思うことも少なくないけれど、このように、お客様に『よかった』と思っていただける応対を心がけたいと思います。

第278号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成16年12月18日 第277号 

   お魚でドッキリ。先日帰宅すると、今晩のおかずは『川魚』とのこと。で、さあ焼こうと包みから取り出してみると、何とそれは立派な『グレ』。いただきもので、下さった方が川漁をするので家内が川のものと思い込んでいたそう。さあ困った、丸のままの魚をさばくなんてした事がない。私風猫子は多趣味な奴ですが、先祖からの言い伝えで、釣りとゴルフはしないんです。最初家内がさばこうとしたが、すごく固くて立派なうろこで難渋。ままよっ、と意を決して包丁を手にし、うろこ取りから。飛び散る飛び散る。飼い猫の『チャイ君』は足許を駆け回り、『生臭いのは嫌いだ!!』と思いながらだんだん真剣(意地)になり、包丁を振るう様はさながら鬼気迫る『13日の金曜日』状態。胸びれやわたも何とか取って仕上げ、鍋に入りきらなかったので尾ひれまで取って家内に煮付けてもらいました。お味は?、、、最高。素材がいいだけに素人料理でも充分に美味しかったのです。それにしても、あぁ、疲れた。

第277号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成16年12月11日 第276号 

   先日、風良里従業員で県外の『道の駅』視察研修に行ってきました。今回はバスで四国島外中国自動車道沿線の広島県『遊YOUさろん東城』と岡山県『久米の里』の2駅を訪問。普段当たり前にしている道の駅業務を違う角度から見るよい機会となりました。『遊YOUさろん東城』さんの確固とした信念に基づく駅運営、『久米の里』さんの普段着の駅づくりと『巨大ガンダム』、いずれも深い感銘を受けました。両駅の皆様、ありがとうございました。

第276号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成16年12月4日 第275号 

   最近、月1枚くらいのペースで60〜70年代頃のロックアルバムを買って聞いています。デイブ・メイソンとかフー、近くではザ・バーズなど。どれもそれぞれにいいんです。今までラジオなどで聞きかじってはいましたが、それほど真剣にレコードを買ってまでという聞き方はしてこなかったので、ちゃんと買って聞くとなかなか新鮮。 フーも、今ではピート&ロジャーになってしまいましたが、今年来日し伝説のパフォーマンスを披露、強烈なインパクトを残したそうです。あのジミ・ヘンドリックスにも影響を与えた『ギター破壊』や『風車』など派手なステージで有名ですが、音楽性もなかなかのもので、十二分に楽しめました。いろいろ聞いて思うのは、やっぱり『歌(詞−詩)』があるものがいいということでしょうか、、。

第275号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック