平成17年2月26日 第287号 

   Fコード攻略法完結編。今回は、前号とは違ったアプローチで練習しましょう。 今回のポイントは、『指の形をつくる』です。まずAmとEのコードを思い浮かべましょう。この二つ、何か似ている、、そう、指板上で指がつくる形が全く同じで押える弦がAm2〜4弦、Eは3〜5弦と全体に弦一本分移動するだけなんです。Fコードの構成音はEのそれを全体に半音(1フレット分)ずつ高音側に移したもので、バレーする人差指により1フレットがEコードのナット(0フレット目)の位置になるということなのですネ。さて、ここからが本題。まずEコードを押さえますがこのとき、普通は人差指、中指、薬指なのを中指3弦1フレット、薬指5弦2フレット、小指4弦2フレットで押えます。このとき人差指は『遊んで』いる状態。 さて、見えてきましたか?ここから全体の指の形を崩さずにそのまま1フレット分高音側に移します。そして1フレット上に伸ばした人差指を降ろせば、はい、出来上り。簡単でしょ?同じ押え方でAmを作るとこれも難関のBmも簡単。応用もいろいろ、ぜひお試しを。

第287号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成17年2月19日 第286号 

   先週号に引き続き『Fコード攻略法』について、、。教則本や、ネット等でFのコツについて語られるとき、バレーする人差指についての記述が多いのですが、逆にそれに意識が行き過ぎるとかえって押さえにくいもの。曲の流れの中でスムーズにコードチェンジできてこそ使えるテクニックとなるのです。では実際に練習しましょう。まずDmのコードを押さえます。人差指1弦1フレットF音、中指3弦2フレットA音、薬指(もしくは小指)2弦3フレットD音の比較的簡単なコードフォームですね。さて、このコードを弾いてから、中指だけ残して他の指を放します(ジャンプっ!!)。で人差指は伸ばして1フレットを、薬指は5弦3フレットC音、小指は4弦3フレットF音を押えます(着地っ!!!)。押えるといっても、力で握るというよりネック裏の親指を支点にして手首から先をひねる感じ。どうです?簡単でしょ。
そう、コツは『先に中指(の場所)を決める』なんです。(次号にて別のアプローチを)

第286号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成17年2月12日 第285号 

   最近、少しまじめにギターの練習をしています。かれこれ高校時代から何十年もやっているのに、全然うまくならないけれど、、、。さて、ギターを始めた初心者がぶち当る厚い壁が『Fの壁』。人差指で1弦から6弦を一気に押えるバレー(セーハ)コードで、Cキーの曲で頻繁に出てくるにもかかわらず押えるのが非常に困難な『Fコード』。この壁にはね返されどれだけ沢山の初心者が『ギターを弾けるようになり女の子にもてるぞ!!』という野望を打ち砕かれ倒れたことか。Fコードの前には、そうした青春の血と汗と涙にまみれたなきがらが、累々と残され地層となっています。超絶テクニックで知られた名手故マイケル・ヘッジスでさえ『F』には苦労した、、とインタビューで語っていた、このFコード攻略には、ちょっとしたコツがあるのです。少し脱線しますが、それについてお伝えできれば。(以下次号) 

第285号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成17年2月5日 第284号 

   進む市町村合併。県下でもすでに発足した新『高知市』、『いの町』、『津野町』をはじめ、現在協議中の合併もいくつか。四国の他県に比べて、何かこれらの協議がまとまりにくいのも、高知の県民性?とも思います。道の駅も、当初は1市町村に1駅が基本でしたが、このような行政の集約により、『いの町』のように1町に3駅というようなケースも生じてきます。こうした状況のなかで、駅ごとの特色をいかに打ち出すかが問われてゆくのではないでしょうか。
 当駅『南国風良里』も立地場所に恵まれているとはいえ、『目的地』ではないため、特色を出しづらいきらいがあります。そんな中でも、昨年来当駅カフェレスト風良里では『海洋深層水青のりそば』、『海洋深層水青のりふりかけ』と新商品を開発し、どちらも大好評。これからも道の駅南国風良里は、ものだけではなく、ここだけにしかない『何か』を探してゆきます。寒さは厳しいけれど、キャンプも始まり、春はもうすぐ。風良里にぜひお越し下さい。

第284号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック