平成20年12月27日 第487号 

  いろいろなことのあった今年。昨年来の諸物価高騰と今年の原油相場乱高下、世界同時不況の襲来等々、地球規模での経済の大波に翻弄された一年となりました。ここ高知では、いつもの事ながら好況時の恩恵にはほとんど与れず、不況の影響はもろに受けるというパターンの繰り返しで、なかなか浮上のきっかけがつかめません。けれども、高知には高知ならではの良いことやものがまだまだいっぱい。それらを有効に利活用し情報発信することで、都市部とは違った発展を目指してゆけるのでは。風良里本館2階カフェレスト風良里では、料理に駅内JA南国市直売所『風の市』の野菜、果物をふんだんに使っており、このほど使用作物の生産者の名前を店内ボードに表示する試みを開始。来る年、風良里は更なる地産地消の強化に取り組みます。

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平成20年12月20日 第486号 

  元気だゾ。本文記事のとおり、この12月は近くの小学生たちの来訪が相次ぎました。奈路小の木炭・おいも販売はここ数年の恒例行事で、大人気のイベント。北海道のお友達と交流する費用の一部を自分達でも作ろうと父兄や地区の方々とも一緒に取り組み、毎年1、2年生が販売を担当しているのです。私、風猫子も元気な呼び声に圧倒されながら、おいもと炭を購入。そして国府小の皆さんの社会科見学、風良里の木は何本あるの?との鋭い質問に一瞬『う゛っ』と詰まりながらも、笑顔で『椰子の木は5〜6本、、等々』と何とか切り抜けた風猫子でした。皆の屈託のない笑顔が印象的な来訪。この明るい笑顔をいつまでも大切に、元気に育て!! 地域の子。

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平成20年12月13日 第485号 

  イタリア製のF308。こう書くともうほとんど赤い跳ね馬、フェラーリの何か、、、と思うでしょうけど、違うんです。ピ・ア・ノのお話。コンサートホールのグランドピアノ、大定番はスタインウェイとされていましたが、最近少し異変が。標記のF308がそれで、ファッツィオリ社のコンサートグランド。スタインウェイ社のものよりひと回り大きなケースから、圧倒的な音量で素晴らしい音色を奏でるというのです。このメーカー、イタリアの家具製造業者の家に生まれたファッツィオリ氏がピアニストとして活動する中で、従来のピアノに満足できず自分の理想とする楽器を作ろうと立ち上げた新しいメーカー。ピアノという最も完成された楽器の全てを、ゼロから作り上げようとし、実際に成し遂げてしまう情熱はすごいです。最近ではかのブーニンも惚れ込み、ツアーに『持って回って』弾いたそう。T・E・カーハート著『セーヌ左岸のピアノ工房』(新潮クレスト・ブックス)に同社の訪問記があり、これもオススメ。聴いてみたい、その音色。

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平成20年12月6日 第484号 

  極端。先月よりの相場急落を受けて、ガソリン価格が下がってきました。ここ高知でははじめの頃140円前後で、全国最高と報道されました。ら、その後下がるわ下がるわで、ついに本日朝現在の実勢価格で99円!!をつける店も現れ、今やぶっちぎりで全国最安。この差は何よ??と思います。同じ商品が先物相場という見えないお金の流れに左右され乱高下。取り沙汰される世界同時不況も、経済が地球規模で動いていることの証拠で、どうしようもないことでしょうか。ガソリン安はうれしいし、この変わり様も高知らしいといえばいえるが、極端すぎかも。

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