平成16年10月30日 第270号 

   台風の後は、今度は地震。新潟県中越地震被災地の一日も早い復興をお祈りします。さて、わが家の猫(茶とら1歳4か月去勢済)が来てもうすぐ一年。順調に大きくなり、今やわが家の『帝王』。みんなから『猫可愛がり』されるためか、ちょっと太り気味。子猫の頃はじゃらすと俊敏に動いて、第二次大戦の戦闘機で言うならば零戦や隼の『巴戦(格闘戦)』もできたのに、今ではグラマンF6F(ヘルキャット)やメッサーシュミットBf109といった重戦闘機の『一撃離脱戦法』的な動きが主体に。どどど、と濁音気味の音を立てての突進や後輪(足)ドリフトでのコーナリング?は迫力満点。時折脱走し、近所の猫との鞘当てもあるようですが、今のところ手傷を受けて帰ったことはなく、今後も空戦無敗のF-15(イーグル)のように元気でいてほしいものです。『顔太り』まではいってないので、やせなきゃネ。

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平成16年10月23日 第269号 

   またも来た台風23号。今年本県への上陸は5個目、全国でも10個目といずれも過去最高記録を更新中。直撃により20日(水)風良里本館は臨時休業。この台風は全国につめ跡を残し、大変な被害をもたらしました。県東部室戸では高波で防潮堤が決壊し亡くなられた方が。
 当日の室戸沖での平均で13m強の波高は、観測史上最高値を記録。これは4階建てのビル以上の高さという想像を絶するもの。最大波高は24m超と推定され、これなどはまるで小山がそのまま海上を押し寄せてくるようなもので、その破壊力を考えるとぞっとします。
 翌日は台風一過青空が戻り、雨でだいぶ薄まったような金木犀の花の香りが印象的でした。朝晩は秋冷、昼間の陽射しはまだまだ強く、この前の台風からの名残でちらほら桜も咲いており、電柱の上では百舌が鳴くというこの秋の風情はやはり何だか変。強い台風が頻発するのも地球温暖化の影響かなとも思います。2〜300年前なら大名や王侯貴族しか(でも)できなかった贅沢な生活が私達普通の市民のレベルで実現しているのですから、反面その負荷がすべて地球にかかり、その環境悪化に拍車をかけているのでは。『地球はとても疲れている』。

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平成16年10月16日 第268号 

   アコースティックバンドスタンド開催!!(本文に画像有)。まずは『少年メガネ』。昨年に続いての登場です。エレキとエレアコを二人で持ち替えながら熱演。続いては『しぇるてぃず』。片岡さんはバンドスタンド皆勤賞(風良里とともに歩む)。前田さんとのユニットでは3回目の登場、今や本イベントの『顔』。パワフルで楽しい演奏は必見。ラスト、激烈コードストロークでの『弦切り』はすごいよ。CARAWAY、今回は子供達も総出演でのりのりのステージ。マイク咥えてコーラスの『ぼく』、しびれた。将来が楽しみだ。トリはダニエルさいとうさん。うまい。フィンガースタイルでのカントリーブルース。聞けて、しみじみ良かった、、。

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平成16年10月9日 第267号 

   レアウッド(希少木材)の危機。高級家具や楽器用材として有名なマホガニーが過剰伐採で絶滅の危機に。中米ホンジュラスなどでは自生地がほぼ消失、伐採、輸出が原則禁止のブラジルでも違法伐採が続いているそう。マホガニーは、ギターのネックやボディの側、裏板として広く使われ、堅牢で明るく軽快な『抜けの良い』音を生むすぐれた木材。ギター用材では、既にブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)がワシントン条約で輸出禁止となり、同材を使用のギターにはとんでもない高値が。今回の取引規制は『マホガニーよお前もか、、』という感じ。現在は代替材として、プラスチックや金属でもギターは作れる(実際に商品化もされてます)けれど、やっぱり『木の音』やあたたかな手触りは捨てがたいもの。森林の保護や新たな植林などもさりながら、今ある(製品になっている)木材も大事にしないといけませんね。

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平成16年10月2日 第266号 

   もう天気の話はやめましょう。と言いながら、また来た台風21号。いったいいつまで続くのか今年の悪天候。8月以降すっきり晴れた日が2日と続かないのです。愚痴は置いといて、、夢のある話を。米民間航空宇宙開発会社『スケールド・コンポジッツ』が9月29日カリフォルニア州モハーベ砂漠の実験場を発着地とする宇宙船の飛行実験(高度100キロ以上)に成功。これより2週間以内に再度宇宙飛行に成功すると、民間宇宙旅行促進基金『エックス・プライズ』より懸賞金一千万ドル(約11億円)が支払われるそう。『スケール−』社の最高経営責任者(CEO)バート・ルータン氏は、初の無給油無着陸世界一周飛行を達成した『ボイジャー』機の設計者。ついに来るか、『宇宙観光時代』。誰もが行けないとしても、結果に大注目!!

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