平成17年8月27日 第313号 

  猫を飼うのも大変だ。この秋でうちに来てから2年になる猫の『チャイ君』、中々のやんちゃ者です。猫は天性のハンターで、虫を捕るのは『むこちゃん』鳥を捕るのが『とこちゃん』などといいますが(うちだけ?)、チャイ君は両方。夜中のゴキブリ退治はもとよりスズメも捕ったし、この前子供が『チャイが何か黒いものを咥えてる』というので見ると、何とそれは『こうもり』!!。まだ生きていてキィキィ鳴いていたので取り上げて逃がしたり、、、。
 こんな風に、完全には家猫の枠に納まりきらず、いつも脱走の機会を窺っているのです。
 先日夜屋根に出たけれど放って寝てたら、夜中に何だか落ちたような音が。猫だからどうせうまく着地して朝には帰るだろうと高をくくってたら、そのまま失踪。翌日になっても帰らずさすがに心配に。怪我したり事故に逢ってないかと気が気でなく(例の『ピアノマン』などが頭をよぎる)夜も落ち着いて眠れない。そんなこんなで、次の日の早朝やっと近くまで帰ったのを家内が見つけ、ようやく身柄を確保。ああ、やっとほっとひと安心。ミャウリンガルがあれば聞いてみたいものです。『なあ、チャイ君、君はどこで何をしていたんだい?』

第313号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成17年8月20日 第312号 

  勝ち負けだけじゃないでしょう。近頃目につく(余る)のがものごとを『勝ち負け』ではかる風潮。何を基準にか『負け犬』と言ってみたり、お金持ちを『セレブ』とありがたがってみたりでいやなもんです。半分は話のネタとしても、そんなことで人やその生き方の優劣を競ってみて何になるというのでしょうか。そんなことより、人それぞれに違う生き方や幸福の尺度(価値観)を認められる自在で柔軟な心のありようが貴重なのでは?。『ねばならない』よりは『こうもできる』と考えたほうが、もっとものごとの可能性が広がるのではないでしょうか。そういえば、意地になって『ねばならない』と言い募る人が東京にもいますネ。

第312号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成17年8月13日 第311号 

  ぶら下がりたかった話。どうも人間が『ぶら下がる』というとビリー・ホリディの『奇妙な果実』とかあんまりいいイメージがありませんが、私風猫子は7月末頃、とてもぶら下がりたかったのです。何故かといいますと、、7月下旬家族と旅行をした時野外遊び等で少々張り切りすぎ、腰椎がずれた状態になったのです。ごくたまにこんなこともあり、いつもは整形外科で腰を引っ張ってもらうのですが、今回は夏の繁忙期に突入したこともあり、病院に行く間もない。では、引っ張るかわりにぶら下がればよいのでは?と考えたのが発端。色々探した末、やっととある公園の遊具でぶら下がることができました。それやこれやで何とか治ったのですが、その後別の出来事で病院に行かざるを得ない破目に。暑いあつい夏です。

第311号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック 

平成17年8月6日 第310号 

  背筋も凍る夏の怖い話。猛暑の夏には、お化け屋敷や怪談がつきもの。これらは、いっときの涼を与えてくれますが、そんなものとは比べ物にならないくらい怖いおはなしをひとつ。 8月の声を聞くと同時に高知県内のガソリンスタンドが一斉値上げ。レギュラーのセルフ店価格が119円/リットルから一挙に130円/リットルに!! これは怖い。11円という値上げの幅もさりながら、需要に関わりなく供給側の都合で一方的に価格が決まる、またそれが生活に必要不可欠な『車』の生命線であるということに慄然とします。ガソリンがなければフェラーリやポルシェだってただのオブジェだし、只今絶好調で日本の景気を背負ってる感もある大T社だって、その存立基盤というか足許がすっぽり無くなる、それを考えると背筋が寒くなりませんか??
 怖い話ばっかりでもいかんので、うれしいこともおひとつ。しばらく(何年か)休載していた一色まことの『ピアノの森』が再開、しかも今度はメジャー誌での連載。週刊のペースにこだわらなくてもいいので、ずっと続けばなあ。単行本10巻も出てます。オススメ!!

第310号の週刊風良里『風の便り』(HTML版)はココをクリック