平成25年1月26日 第699号 

  飛翔。昭和の大横綱 大鵬が19日逝去。柏戸引退後の大鵬時代後期(これ洒落…)、当時子供だった私風猫子は大関玉乃島(後の横綱玉の海)の大ファンで、大鵬は玉関の横綱昇進の前に立ちはだかる巨大な壁。優勝決定戦?で『蹴たぐり』で玉関に勝った一番に『それでも横綱か!!』と怒った記憶があります。大鵬は相撲を心から楽しめたよき時代のスーパースターでありました。
 ここ道の駅南国も同じころ大切な方を喪いました。平成11年の開業後程なくよりずっと当駅の運営を指導し、また見守って下さり、当駅にとっては大鵬関にも例えられるべき大きな存在でした。突然の訃報に接し本当に驚き、悲しみましたが、ご自身の病状を知った上でそれと真正面から向き合い闘病されたと後から聞きました。明るく豪放磊落なお姿からは想像もできない大きな悲しみも抱えておられましたが、それを微塵も感じさせない懐の深いお人柄。居られるだけで『これで大丈夫』という安心感がありました。願わくばこの世のしがらみから離れて、大好きだったお酒や阪神タイガースの応援を楽しめますように、御魂の自由な飛翔を。ありがとうございました。

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平成25年1月19日 第698号 

  新年1月もはや半ば過ぎ。毎年のことながら、新春は北風のように飛び去ってゆきます。この17日で阪神淡路大震災から18年。あの日、前の晩から冬なのに何か寝苦しい夜でした。まだ小さかった長女を真ん中に川の字で寝ていた夜明け前、突然の地震。長くはないが芯を捕えた硬質な感じの鈍い揺れがずずん、ずずんと2回。思わず起きて家内と『今のは大きかったかも』と話し、仕事に出てお得意先に寄ると、そこの奥さんから『神戸が大変なことになっちゅう』と、、その通りでした。東日本大震災からももうすぐ2年。ここ高知でも、近い将来の南海大地震発生が予想され、わかっていてもいつ来るのか不安が募ります。その備えも怠りなく進めねば。

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平成25年1月12日 第697号 

  政権も交代し、新年。あれほどの被害を受けながら、またぞろ原発推進派が息を吹き返して『新設容認』を早速言い始めました。自分達の土地、家に戻れない住民が何万人もおり収束までには何十年もかかる惨禍をもう忘れ去ったかのようです。ここ高知では、近い将来南海大地震の発生が確実視されており、以前本コラムでふれたように伊方原発で同様の事故が起きれば、四国は小説ではないが『死国』に。方向転換のチャンスを失って孫子の代に禍根を残さぬよう。

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平成25年1月5日 第696号 

  訂正。先週号の週刊風良里、本コラムと本文でかどまつを『角松』と書きましたが、そう、正しくは『門松』でした。さるお方より指摘を受け、はっと気づくと誠にそのとおり。お詫びして訂正いたします。日本語の表現やニュアンスには気を遣っているつもりでも、こんなミスが。最近は特に、ほとんどパソコンでしか文書を作らないので漢字変換機能に頼りっぱなし。気をつけないといけませんネ。人生も50年を超えると、体の機能や脳の働きはそう向上が望めないので、現実とどう折り合いをつけるかが重要に。その分『知恵』でカバーできるといいですが、、。

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